バレーボール

ありがとう、古賀紗理那選手


写真:産経新聞社

涙なしの引退会見

2024年8月16日、バレーボール日本代表として活躍してきた古賀紗理那選手が引退記者会見を開きました。夫、西田有志選手も見守る中、晴れやかな表情で会見に臨んだ古賀紗理那選手。そのコメントに注目が集まりました。

引退を決断した瞬間

 古賀選手は晴れやかな笑顔で「2024年8月3日のパリオリンピックの試合を持ちまして、9年間のプロバレーボール選手としてのキャリアを終える決断をいたしました」と報告。「東京オリンピックが終わって、パリで主将をやると決めた時から、パリオリンピックで選手を引退すると決意して、ここまで練習、試合をしてきました」と引退を決めた経緯を説明。

 「いつまでやるかわからない状況でプレーするよりも、ここまで走り切ると決めてプレーしたいという思いがあった。東京大会のあと、メンタル的に代表でプレーできないという気持ちもあったが、キャプテンを任されてからは、パリ大会までは先頭に立って全力で走り抜けると決めていた」と話しました。

会見の終盤に司会者が思わずコメント

 会見の終盤で、司会の新夕悦男アナウンサーが自らの思いを古賀選手に向けて語る場面もあった。

「古賀紗理那という選手にとても夢も見させていただきました」  

「夢を見させてもらった分、期待っていうのは我々もとっても大きくて。その期待の大きさっていうのは計り知れない重圧があったと思うんですけれども、それと真摯に向き合って、逃げることなく戦う姿に心踊らされました」

「常にベストパーフォーマンスを、その時その時に出そうとしている古賀さんの…。なんだろうな、ワンプレーワンプレーに、バレーの楽しさっていうのを教えてもらった気がします」  時折絞り出すように言葉を発して、

「本当に心からありがとうございました」と一人のファンとしての感謝を伝えた。

古賀選手の今後の展望

  古賀選手の気になる今後については、「夫のお世話を頑張りたいと思います」と、現役の選手である夫の西田有志を妻として支えていく旨を言及していた。会見場所に同席した西田選手は「長い現役、お疲れさまでした。引き続き、自分たちでいい家族を築きあげられたらなと思います。お疲れ様でした」と妻へメッセージを送った。


写真(C)ORICON NewS inc.

会見時の服装にも注目が集まる

会見がメディアでアップされると、古賀選手のコメントもさることながら着用していた服装も話題を集めた。 X上のファンからは「衣装似合いすぎです」「センスがいいな」と称賛の声が上がっていたが、古賀さんはインスタグラムに全身ショットを公開。「今回の衣装とアクセサリーも可愛すぎました」と紹介した。シャツとパンツは「Brunello Cucinelli」、イヤリングとネックレスは「TASAKI」という。

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