金メダル獲得なら52年ぶりだったが・・・
■バレーボールのネーションズリーグ男子決勝が30日(日本時間7月1日)、ポーランド・ウッジで行われ、世界ランク2位の日本は、東京五輪優勝国でパリ五輪開催国でもある同5位のフランスと対戦。セットカウント1-3(23-25、25-18、23-25、23-25)で敗れた。主要国際大会では47年ぶりのの2位となった。
結果は銀メダルだったが、試合内容が凄かった!
第3セットを終えセットカウント1-2と後がなくなった日本は、序盤に宮浦が2本のスパイクを決めてチームにリズムを取り戻させた。だが、エース石川が相手の徹底マークを受け、3本のスパイクをブロックされてしまう。そんな中、その石川包囲網を逆手にとって大塚、小野寺が得点を重ねて追いすがった。
石川もエースの意地とばかりに反撃。終盤に入ると再び石川が相手のマークをねじ伏せてスパイク3本を決める。ブロックポイントも重なって、ついに18―18と追いついた。その後も、石川、宮浦のスパイクで一進一退。だが、23-24とマッチポイントを握られた後、最後は徹底マークを受けていた石川のスパイクがブロックされて、それまで。悔しい悔しい敗戦となった。
日本は6月22日の1次リーグ・フリピン大会でフランスと対戦し、セットカウント0-2と追い込まれながら、そこから3セットを連取する大逆転勝利。それだけに、負けられない思いも強かった。
【バレー男子】ネーションズリーグは銀メダル 52年ぶり金メダルならず この悔しさはパリで晴らす― スポニチ Sponichi Annex スポーツ
前回オリンピック王者を苦しめた日本。セットカウントを見ても、あと1歩・・・あと1点の惜しい敗戦でしたね。
キャプテン石川祐希選手の試合後のコメント
非常に悔しい思いでいっぱいです。最後チームを勝たせられなかったのが非常に悔しいと思います。最後の1点だったり、4セット(S)目の最後も僕がシャットを食らったり、その前も決めきれなかったり、そういう1点。4S目の最後のフェイントしてきたところを相手の点にしてしまったり、そういう1点の差でメダルの色が1個変わってしまう。そこを改めて感じました
石川祐希「悔しい思いでいっぱい。次こそ金メダルを目指して」決勝でフランスに及ばず主要国際大会47年ぶり銀メダル(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
「1点の差でメダルの色が1個変わってしまう」・・・決勝の舞台に立った者しかわからないであろう、重みのある言葉です!
個人賞は、石川選手と山本選手が受賞
大会の全日程が終了し、ベスト6賞やMVPなど個人タイトルが発表。
日本からはベストアウトサイドヒッターに石川祐希、ベストリベロに山本智大が選ばれた。
ちなみに・・・MVPは優勝したフランスのセッター、ブリザードが受賞した。
私個人の勝手なベストセッターは、もちろん日本の関田誠大選手!!!!
華麗なトスワークはもちろん、随所に魅せるワンハンドトスがカッコよすぎました!!!!